話すこと得意ですか? それとも苦手ですか?
おしゃべり、話す、会話する、発表する、いろいろな場面があるけど、話すことを苦手だと思っている人は結構いる。
でも、僕の経験からすると、話すことが苦手だと思っている人は、実は話すことが上手だったりするんだよね。
逆に、
話すのが得意だと思っている人は、実は話すことが苦手だったりする。
おもしろいよね。なぜだろう?
今日は「話す」について二つの観点で書いてみるね。
もしあなたが「話すこと苦手だな」と思っていたら、これを読んで少し自信持ってくれると嬉しいな。
話し上手な人のイメージは?
あなたの周りにも話し上手な人、いるよね。そう。この人のように話せたらいいな〜。って思うような人。
いると思うんだ。
そして多くの場合、その人はだいたいこんな感じ。
- 楽しそうに話してる
- 語彙が豊富
- 次々よどみなく言葉が出てくる
- なめらかに話す
- 自信にあふれているように話す
- いつでもだれとでもどんなことでも話せる
ね。話し上手だよね。こういう人。
でも・・・。
本当に、そうなのかな?
話すことの本質って、何だろう?
ネイタル心理学では「本質」を大切にしています。
本質は、ゴールだったり目的だったりする。見えていない世界。
じゃぁ、話すことの本質って、なんだろう。
他愛ないおしゃべり、雑談、井戸端会議。
それらの本質は「楽しみ」かな。
しゃべっていて、楽しい。会っていて楽しい。内容にしろ雰囲気にしろ、もしかしたら一緒にいる人達のことが好きだから楽しいってことも、あるかもしれないよね。
みんな笑ってる。笑顔。うん。いいね!
じゃぁ、それ以外の場面での話すことの本質って、なんだろう。
それは、
「伝わる」
そう。
自分の思いを伝えたいから、話す。
自分の考えを理解して欲しいから、話す。
自分の脳の中にあるイメージ(場面)を共有したいから、話す。
伝わることが、話すことの本質。
あなたが思っている「話し上手」は、言葉が次々出てくるけれども、それが伝わっているかどうかは分からない。
そう、あなたが思っている「話し上手」は「話し好き」かもしれない。
「話し好き」=「話し上手」とは限らないんだよね。
話し好きだからいくらでも話せちゃう。いくらでも話せちゃうから一つのことを伝えるのにいくつもいくつも話しちゃう。
だから、実は、話し好きな人の話は分かりづらい。
思い込みではなく、本質で判断しよう
僕はどっちかというと話し好き。話すことに抵抗がない。いくらでも話せる。だから、僕は話しが上手でありたいと思っている。でも、めちゃくちゃ残念だけど、実は上手ではない。めちゃくちゃ悔しいけど。
「話すの苦手なんです」って言ってる人の話を聞くと、本当に上手だよ!
うまくまとまっているんだ。少ない言葉で。簡潔に。シンプルに。分かりやすく。
そういう人は、ものすごく少ない時間(30秒とか1分とか)で伝えるべき内容を的確に伝えている。無駄がないから受け手にとって分かりやすい。
言葉が少ないから(口数が少ないと勘違いしている)長い時間話せない。話しててもすぐ終わっちゃう。だから、話しが苦手だと思ってしまう。
でも、本当は違うんだ。
コトの本質は?
そう問いかけると、今まで苦手だと思っていたことが、実は得意だったのかも、って思うこともあるかもしれない。
いいと思わない? 自分の良さに気づけるって。
ネイタル心理学が新しい気づきを教えてくれる
ネイタル心理学は、僕たちに新しい考え方や視点えを与えてくれるんだ。それは斬新で意外で驚くことかもしれない。でも、ほとんどの場合「そう、そう、そうだよ〜〜〜」って、納得できちゃうんだよね。
もともと僕たちの中に埋もれていた「本当はこうなんだよね」っていうのがムクムクと甦ってくる感じ。だから、妙に納得感があるし、懐かしい。
いいと思わない?
もしあなたが、自分の良さをもっと知りたいなって思ったり、周りの人に新しい発想で役立ちたいと思ったら、ネイタル心理学は役に立つと思うよ。